【初心者にもわかる企業分析】3556 リネットジャパン、都市鉱山関連銘柄はコロナ禍で需要拡大か?
3556リネットジャパン。 利益剰余金-1,358百万円 って大丈夫! 連20. 9 も純利益 1株益のマイナスの落ち込みも大きいのですが都市鉱山銘柄としてどうですか?
今回はこのような質問を頂きましたので、いろいろと調べて現在の株価、財務状況、今後の方向性を分析していきたいと思います。
リネットジャパンとはどんな企業?
カンボジア事業
ネットリサイクル事業
ネットリユース事業
同業他社との比較
国内ではリネットジャパンは、ネットリサイクル事業およびネットリユース事業を展開しています。これら2つについてみていきます。
テクニカル・ファンダメンタル分析
上記のことを踏まえて、ここから以下の記事の方法によりテクニカル・ファンダメンタル分析をみていきます。
①売上および利益が成長している
売上および利益は会社四季報より増減額を繰り返しており、特に2020.9期は特別損失を計上して、大幅な赤字になっています。しかし、来期以降はV字回復が予想されています。ただし、総資産約95億に対し、有利子負債は約63億と多めで自己資本比率も15.7%と少ないです。予想ROE/ROAは6.5倍とやや高めでありレバレッジ経営の傾向があり、リスクもある状態です。
★レバレッジ経営については下記の書籍で詳しく解説してあります。
③配当を出している
特別損失を計上する以前より配当は0円です。
⑤材料株か?
リネットジャパンは、コロナ禍で「巣ごもり需要」で需要は増えたものの、現在のテーマ性、材料株ではないと考えられます。
⑥チャートパターン
チャートパターンは週足でみていきます。コロナショックで底打ちをし、1年以上の長い下降トレンドを突破して、少し上昇後のレンジ相場に入っています。特別損失計上時の出来高は多く既に織り込み済みが考えられるため、今はソラミツ社との合弁会社設立待ちと推察されます。この発表内容によりトレンド方向が見えてくると思われます。⑦注目度が低い銘柄
上場時のインタビュー動画や少し前のインタビュー記事がある程度で、TwitterやYahooファイナンス掲示板でも書き込みも少ない注目度の低い銘柄です。
⑧時価総額と企業本来の価格に解離がある銘柄
20.9期は赤字なので21.9期、22.9期の予想値より計算していきます。マザーズ小売業は12月期は赤字で平均PERが出されていません。そこで適正PER15倍と想定し、計算すると以下のようになります。
- 21年9月:21.5×15=322.5円
- 22年9月:25.8×15=387円
この値からですと2021年1月25日の株価647円は割高に見えてしまいます。また、マザーズ小売業の平均PBRは2.9、リネットジャパンのPBRは4.96とここでも割高に評価されます。
次に、2020年9月期 決算短信から貸借対照表をみていきます。
貸借対照表から上記のような図が描けます。左側は流動資産、固定資産とその他を記載し、右側は純資産と負債を記載しています。
資産合計は約95億円であり時価総額76.5億円はこの点からみると割安にあると言えます。しかし、内訳をみるとほとんどが負債です。2020年9月期の決算短信では長期借入金が約17億円増加したとあります。2021年1月8日には有償ストック・オプションを発行し、90万株540万円の資金を集めているのは気になります。ネットビジネスがメインにも関わらず、純資産の少なさ、自己資本比率の低さは経営状態として心配です。
⑨PSRによる評価
リネットジャパンの時価総額は2021年1月26日では7,788百万円、2021年9月期の予想は売上高は7800百万円であるので、PSRは以下のようになります。
- PSR:7,788÷7800=0.99
よって、PSRに関しては普通といえます。
⑩社長が大事
会社のホームページをみるとトップメッセージや写真はしっかりと作りこんであるのがわかります。特にビジネスモデルは社会貢献もできるというのが他社にないポイントだと感じました。リサイクル、リユース事業はすごく目立つ事業ではありませんが、長く持続可能なビジネスモデルであるということが伝わってきます。
最後に
リネットジャパンは、各指標的には割高、資産の観点からは割安にあると言える企業です。今後の見通しについては、特別損失計上によるV字回復、ソラミツ社との合弁会社設立、それらを期待させるような社長の持ち株比率増加があげられます。また、決算短信からリユース事業では、多様化する販売チャネルへの対応と、外出自粛のいわゆる「巣ごもり需要」により買取拡大が予想されています。さらに「タダ本」を始めとする新サービスの開発・導入を進めるとあります。小型家電リサイクル事業では、自治体との連携を加速し、環境省が進めるアフターメダルプロジェクトとの連携等により家庭用パソコンの回収量を拡大し、家電量販店との連携を強化により、新製品販売時に旧製品を回収するためのインフラとして施策の充実を図るとしています。カンボジア事業では、車両割賦販売事業・リース事業は、前期において必要十分な手当てを実施しており、当面は債権の回収業務に特化されます。マイクロファイナンス事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響は軽微に留まり、業績は引き続き堅調に推移する予定です。
人材の送出し事業は、日本国政府による外国人への一時的なビザ発給停止等の政策が徐々に解除されており、これまで注力してきた自動車整備士分野を中心に加え、新たな職種への参入も予定されています。
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公開:2021年1月26日
続きを読む【初心者にもわかる企業分析】8088 岩谷産業、エネルギー・水素関連銘柄
岩谷産業のチャートすごいけど、どうなってるの?
岩谷産業はカセットこんろやボンベで1度は目にしたことあるのではないでしょうか?岩谷産業のチャートは今凄いことになっています。どのような事業を行っており、テーマ性や国策との関連について分析していきます。
岩谷産業とはどんな企業
岩谷産業は、「総合エネルギー事業」「産業ガス・機械事業」「マテリアル事業」「自然産業」を展開し、ガス&エネルギーをコア事業として取り扱っている。
総合エネルギー事業の売上高は3,135億円(2020年3月期)あり、エネルギー関連機器(コンロ、エネファーム)、宅配水事業(富士の湧水)、カセットこんろ・ボンベ、石油関連(LNG、灯油、ガソリン)、LPガスを取り扱っている。
産業ガス・機械事業の売上高は1,905億円あり、ガス設備類を取り扱っている。また、特殊ガスの市場シェアは、水素、液化水素、ヘリウムは業界1位である。強みは、国内トップシェア液化水素のオンリーワンサプライヤーであること。特に、液化水素は様々な使用用途があり、ガラス製造、金属熱処理、半導体・エレクトロニクス、宇宙開発(ロケット燃料)に使われる。特にFC関連では、将来的需要が見込まれており、水素ステーションの整備に大きく貢献している。
マテリアル事業の売上高は1,495億円あり、電子マテリアル部門、金属部門、機能樹脂部門、資源・新素材部門を取り扱っている。
自然産業事業の売上高は273億円あり、農業部門、畜産部門、食品部門がある。
ESG(環境、社会、ガバナンス)では、これらの事業から環境への取り組みに力を入れています。CO2フリー社会への移行を目指して、水素エネルギー社会の実現へ注力している。日本の水素ステーションの40%は岩谷産業が携わっている。燃料転換の促進では、石炭・石油からLPガス・天然ガスへの利用を促進している。持続可能な社会の実現においては、バイオマス、バイオPET樹脂による再生可能エネルギー原料やリサイクル資源も取り扱っている。また、フロンを一切使用しない「ノンフロンダストブロワー」も取り扱っている。
水素関連?
令和3年度概算要求においては、予算自体はそこまで大きくはないが策定されており、NEDOも関わっていることから、将来的成長が見込める分野です。
また、四季報では水素燃料電池船の商用化へ、関電などと検討開始、25年大阪万博での運行目指すとある。国内水素供給所は20年度末までに53箇所へ増設も計画している。
同業他社との比較
上記が水素関連銘柄であり、岩谷産業は水素のオンリーワンサプライヤーとして、水素ステーションを運営しています。水素ステーションは今後増設されていくので、収益の柱となることが期待されます。
テクニカル・ファンダメンタル分析
上記のことを踏まえて、ここから以下の記事の方法によりテクニカル・ファンダメンタル分析をみていきます。
①売上および利益が成長している
この会社四季報の数値から売上には波があるが、利益は20.3までは着実に増加していた。21.3以降の業績は軟調でそれに伴いROE、ROAは低下予想です。コロナの影響で産業機械、自動車向け設備が厳しく、電子部品向けガス販売も細り、営業益反落し、22年3月には復調すると予想されます。
②時価総額
時価総額は約4163億円(2021年1月8日)と大手企業に分類されます。
③配当を出している
配当は出しており、予想配当利回り1.37%です。
④上場年
1945年2月2日設立で、1962年8月1日に上場と老舗企業です。
⑤材料株か?
脱炭素社会、エネルギー、水素関連として、令和3年度概算要求のテーマ性に合う企業です。
⑥チャートパターン
2020年の後半から数年にわたるレンジ相場を抜け高値ブレイクしています。青丸で囲んだところで小さい三角もちあいで調整されまた出来高を伴いながら上昇しています。上昇力は強く資本金の充実、水素テーマで上昇していると考えられます。バブル当時の高値まできておりなかなか買いづらいとこにあります。現状では、手出し出来ないと考えられます。押し目もしくは長いレンジ相場が再び現れるかが注目にはなってくるかと思います。
⑦注目度が低い銘柄
⑧時価総額と企業本来の価格に解離がある銘柄
四季報の数値からもわかるように16~20年は順調に業績を伸ばしています。その後は、コロナショックの影響もあり減収減益となっています。ただし、現在の株価はバブル当時に匹敵するほどの高値になっています。四季報の予想EPSから適正PER15倍とし適正株価を計算すると以下のようになります。
-
21年3月:300.8×15=4512円
-
22年3月:314.7×15=4720.5円
このように計算した場合、2021年1月8日時点の株価7110円は相当な割高にあると言えます。資本金の充実、テーマ性で上がっており、業績自体は減収減益なので株価の動きは要注意です。
続いて、2021年3月期 第2四半期決算短信から貸借対照表を分析していきます。
貸借対照表から上記のような図が描けます。左側は流動資産、固定資産とその他を記載し、右側は純資産と負債を記載しています。
この表からは、現金の割合がかなり少ないことがわかります。このままでは、水素ステーションの増設が心配されますが、投資CFから有形固定資産の取得107億86百万円、無形固定資産の取得13億47百万円、投資有価証券の取得7億66百万円等があり、順次進められると予想されます。しかし、燃料電池車が普及していない現状ではすぐに利益に繋がる可能性は低いと考えられます。業績の進捗率は2Qにしては低いですが、事業構造はエネルギー関連商品を主力としており、季節変動による影響を大きく受ける傾向にあります。LPガスの消費量は、気温や水温の影響を受けるため、販売量は夏季に減少し、冬季に増加します。このため利益が下半期に偏る収益構造を有しており、今後の見通しについては、景気動向やLPガス輸入価格の変動等が業績に影響を与える可能性がありますが、当第2四半期連結累計期間においては、2020年5月14日発表の業績予想を変更していません。
資産合計に関しては約4720億円、時価総額は約4163億円であり、株価の割にはやや割安にあります。
⑨PSRによる評価
岩谷産業の時価総額は2021年1月8日では416,373百万円、2021年3月期の予想は売上高は677,500百万円であるので、PSRは以下のようになります。
-
PSR:416,373÷677,500=0.61
よって、PSRに関しては0.5以下ではありませんが2019年の市場平均が1.1だったため、平均より割安と言えます。
⑩社長が大事
会社のホームページもわかりやすく、シンプルに作られています。高田工業は、令和2年9月26日に創業80周年を迎えました。岩谷産業は「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」という企業理念のもと、暮らしや産業に多様なガス&エネルギーを届けています。その根底には、これからの世の中が必要とする新しい価値を創造することで、社会に貢献したいという思いがあり、それが事業推進の大きな原動力になっていますとあり、このエネルギー変化の時代にマッチした会社の雰囲気成長性をひめていると感じられます。
最後に
岩谷産業の業績自体はコロナショックの影響を一時的に受けていますが、エネルギー変化の時代にあわせて水素関連、再生エネルギー関連が伸びてくれば業績も変化すると考えられます。また、一部指標では割安に評価は出来ますが、株価は暴騰しており、難しい状態です。今年1年でエネルギーの主力が水素に変わるわけではないので、待つのも相場として長い目で見ていければと思います。
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公開:2021年1月11日
続きを読むファンダメンタル分析を極めるのにおすすめな本3選
ファンダメンタル分析を勉強したいけど難しそう。どうしたらいいの?
このような疑問を持つ方も多いと思うので、初心者にもわかる企業分析を行っている僕が、実際に読んで役立つと思ったおすすめの本3冊を紹介していきます。
最初は、僕も四季報や決算短信はぜんぜん読めませんでした。数字の羅列にしか感じず何を意味するのかもさっぱりでしたが、本を読み少しずつ勉強することでわかるようになりました。
最初は、誰でもわからないものなので諦めずに少しずつ自分のペースでいいので勉強することが大切です。
ファンダメンタル分析におすすめな本3冊
ファンダメンタル分析について学びやすいように順番も考えて3冊を厳選したので、次の順で読んでもらえたらと思います。
株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書
この本では、決算に関連したバリュエーション指標(PERやPBRなど)はもちろんのこと、四季報の使い方、決算短信の読み方まで解説してあります。過去の事例をもとに具体的な投資戦略も説明してあり、1番最初に読むととても理解しやすく、投資家のバイブルとして今後も必携の1冊です。
運、タイミング、テクニックに頼らない! 最強のファンダメンタル株式投資法
人気個人投資家v-com2氏が手がける1冊です。株主優待、資産株、成長株をファンダメンタル分析を含めて解説しており、個人投資家に参考になる手法ばかりです。特に企業分析に重点をおいており、「企業のかちに注目したバリュー投資であれば、損切りはいいそのこと不要でもいいと考えています。損切りのことを考える暇があったら、企業の分析に集中していた方が結果的に利益が出ることが多いからです。」とあり、メンタルやマインドもものすごく勉強になります。
オニールの成長株発掘法 【第4版】 (ウィザードブックシリーズ)
最後は、ウィザードブックシリーズからです。ウィリアム・J・オニール氏が考案した最も一貫した最高の成績をあげた手法のひとつとされるCAN-SLIMについての1冊です。ファンダメンタル分析をはじめ、テクニカル的要素も加えられ適切な売買タイミングまで解説してあります。他の書籍と比べると割高ですが、内容もそのぶん充実しています。
最後に
この3冊を読めば相当知識がつくと思います。あとは、実践しながら自分の手法に織り込んでいくことが重要になります。僕の場合は、普段読んだ本で得た知識をブログという形で実践するように心がけています。また、株式市場は常に変化するので、日々勉強して考え、行動する習慣を身に付けることが大切です。
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公開:2021年1月5日
続きを読む【初心者にもわかる企業分析】1966 高田工業所、5G・脱炭素・原子力関連銘柄
高田工業所ってどんな企業?時々チャート急騰してるけど、テーマ株なの?
このような疑問を持つ方も多いと思うので、今回の記事では1966 高田工業所についてどんな事業を行っており、テーマ性や国策との関連について分析していきます。
高田工業所とはどんな企業?
プラント事業
製鉄プラント分野
TAKADAの基幹事業のひとつで、製鉄関連設備の設計技術据付、配管工事などの施工技術、そして継続的な設備メンテナンスまで、プロジェクトを綿密に管理し、「マイマシン活動」でサポートしています。
化学プラント分野
石油・天然ガス分野では、石油精製プラントや液化天然ガスプラントなどの配管をはじめ、適切で特殊な施設技術とプラント管理を通して高効率で信頼性の高いプラント建設に貢献しています。
石油・天然ガスプラント分野
石油・天然ガス分野では、石油精製プラントや液化天然ガスプラントなどの配管をはじめ、適切で特殊な施工技術とプラント管理を通して、高効率で信頼性の高いプラント建設に貢献しています。
エレクトロニクス関連分野
TAKADAでは、長年にわたって培ってきた「装置技術ノウハウ」と「トータルクリーンテクノロジー」により、設計から現地立ち上げ、アフターメンテナンスまでの一貫施工システムと国内トップレベルを誇る充実した設備と全国ネットの施工体制で対応しています。
原子力・エネルギープラント分野
低炭素社会の実現と低コストでの電力供給の役割を担う原子力。この重要なクリーンエネルギーを安定して供給するためには、設備の高い安全性を維持することが必須です。 TAKADAは、「品質保証システム」を構築し、原子力発電設備の 安定操業に貢献しています。 また、新エネルギーとして注目される太陽光発電や風力発電、 水素発電等のクリーンエネルギーにおいても応しています。
環境プラント分野
地球規模で環境保全が叫ばれている中、 人々の暮らしになくてはならない社会インフラとして整備が進む 廃棄物処理施設や下水処理施設などの環境施設。 TAKADAは、これらの施設に積極的に取り組んでいる。
エンジニアリング事業
プラント建設のために、独自のノウハウを蓄積した技術、技能を最大限に活用し、トータルコストのミニマム化を図ったプラントエンジニアリングを行っています。
設備診断事業
製鉄、化学、石油の基礎素材産業の設備メンテナンスを行うなかで様々な技術とデータを蓄積してきました。特に、回転機械の診断技術や静止機器や配管に対する腐食損傷解析技術においては、長年にわたって研究開発を重ね、メンテナンスの最適化を追求している。
装置事業
エレクトロニクス分野で長年培われてきたテクノロジーと装置技術をもとに用途ニーズに合わせた先進的な装置技術を提供しています。超音波カッティング装置、断面観察用超音波カッティング装置、枚葉式ダイシングフレーム洗浄装置などを取り扱っています。
5G関連?
エレクトロニクス関連分野および装置事業が5G関連に該当する事業です。8月には新製品を発表しています。
昨今、電子デバイス産業では5G通信をはじめとするIoTや自動運転化技術、EVな
どが市場を牽引しており、5G通信の本格普及による環境の整備、データセンターの整備、電動化・自動運転化などによる車載電子部品数の増加、CO2 排出量 25%削減に向けた省エネへの取り組みなどにより、電子デバイスの需要が大幅に拡大しております。このような市場ニーズに応えるために開発されました。
環境関連
令和3年度概算要求のクリーンで経済的な環境エネルギーシステムの実現におけるエネルギー技術の開発等により環境エネルギー問題に対応の項目が関連すると考えられます。なかでも、デジタル化時代を支える徹底した省エネルギーの推進では、あらゆる機器の省エネ・高性能化につながる革新的なパワーエレクトロニクス技術を創出することがCSX501と関係する可能性があります。また、革新的な脱炭素化技術の研究の推進、地域の脱炭素化加速のための基礎研究の推進では原子力エネルギープラント分野および環境プラント分野が関係する可能性があります。
長期的視点で環境エネルギー関連を根本的に解決する項目では、ITER(国際熱融合実験炉)計画等の実施より、環境エネルギー問題を根本的に解決するものと期待される核融合エネルギーの実現に向け、国際約束に基づくプロジェクトを計画的かつ着実に実施し、科学的、技術的実現性の確立を目指すとされています。また、原子力分野の研究開発、人材育成に関する取組、原子力の基礎基盤研究とそれを支える人材育成にも予算が割り当てられており、これらは、原子力エネルギープラント分野が関連すると考えられます。
テクニカル・ファンダメンタル分析
上記のことを踏まえて、ここから以下の記事の方法によりテクニカル・ファンダメンタル分析をみていきます。
①売上および利益が成長している
この会社四季報の数値から、21.3ではコロナショックの影響から業績は落ち込んでいます。22.3では、業績はV字回復が予想され、特にEPSは30円も上昇します。しかし、これでもコロナショック前の業績には戻りません。企業成長に関しては、19.3と20.3では、EPSが急増していましたが、21.3でかなり下がってしまったのが難点です。会社からの業績予想がいまだに発表されていないのも心配点です。
②時価総額が小さい
時価総額は約54億7300万円(2020年12月30日)と小型に分類されます。
③配当を出している
配当は出しており、予想配当利回り1.43%です。
④上場10年以内
1948年6月30日設立で、1983年11月1日に上場と10年以上経過しております。
⑤材料株か?
5G関連、脱炭素社会、エネルギー関連として、令和3年度概算要求のテーマ性に合う企業です。
⑥チャートパターン
2004年からの週足チャートです。過去に1500円に何度かトライしています。次に直近の週足をみていきます。
コロナショック後はゆっくりですが、下値を切り上げています。2020年6月以降2番底をつけるような形をして、出来高急増、株価上昇しています。780円、900円が抵抗ラインとなっています。過去に出来高急増後に株価上昇がみられているので、12月の出来高急増から、チャートがカップウィズハンドルを形成すれば上昇トレンドに入ったといえそうです。
⑦注目度が低い銘柄
⑧時価総額と企業本来の価格に解離がある銘柄
四季報の予想数値からもわかるように低PER、低PBRで放置されています。コロナショックの影響こそありますが、利益は出しています。業績予想は出されていませんが、四季報の予想EPSから適正PER15倍とし適正株価を計算すると以下のようになります。
- 21年3月:158×15=2370円
- 22年3月:189.6×15=2844円
このように計算した場合、現在の株価758円(2020年12月30日時点)は割安にあると言えます。ただし、この適正価格は1990年代のバブルで上場直後の価格です。日経平均3万円にしてもなかなか動かない株価が2300~2800円まで上昇というのは実際のところかなり厳しいのではないかと考えられます。アベノミクス相場でもほとんど動かなかった株価なのでなにか原因があると考えられます。
続いて、2021年3月期 第2四半期決算短信から貸借対照表を分析していきます。
貸借対照表から上記のような図が描けます。左側は流動資産、固定資産とその他を記載し、右側は純資産と負債を記載しています。
この表からは、負債が多く、現金がかなり少ないことがわかります。短期借入金は64億円、工事未払金は90億円から、事業を回すのに60~90億円必要と推察されます。そして、ここまで現金が少ないと経営的には現状維持で、大きく業績に影響を与えるようなIR発表はしばらくないと思われます。しかし、渡部工業の株式を取得したと言われますが、IR内容をみると渡部工業は資本金1000万円の会社で取得株式数は200株で、連結業績の影響は軽微とあります。
資産合計に関しては約336億円、時価総額は約54億円であり、かなり割安にあります。
⑨PSRによる評価
高田工業の時価総額は2020年12月30日では5,473百万円、2021年3月期の予想は売上高は47,000百万円であるので、PSRは以下のようになります。
- PSR:5,473÷47,000=0.11
よって、PSRに関しては2019年の市場平均が1.1だったため、平均よりかなり割安と言えます。
⑩社長が大事
会社のホームページもわかりやすく、会社案内や報告書の資料もわかりやすく作られています。高田工業は、令和2年9月26日に創業80周年を迎えました。80年の歴史の上に立ち、これから先、20年後の創業100周年を見据え、現在の当社の課題及び未来の当社の姿に対して、今何をすべきかを検討していく「2040みらいプロジェクト」を令和2年7月1日付で発足させました。グループ構成員全員が参画し、将来ビジョン・社員像の策定と組織活力の更なる向上を目指し、未来に誇れる企業へと成長を目指しているのは素晴らしいことです。また、他社に負けない取組は、コンプライアンスの取組、社会貢献、たかだ基金は株主だけでなく、地域社会にも還元されるいい取組だと思います。
最後に
高田工業の株価は、かなり割安に放置されているといえます。国策のテーマ性にあった事業展開をされています。ただ、インフラ系のためかあまり注目度も低く、業績もすぐには伸びにくいというのが、今の株価にも反映されているのではないでしょうか。
2021年は脱炭素社会、エネルギー変化の時代が迫ってきています。高田工業に改めて注目が集まれば投資妙味も出てくるのではないてしょうか。
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公開:2020年12月31日
更新:2021年1月5日
続きを読む【投資の勉強】会社四季報の読み方、使い方
会社四季報って分厚いし、数字がたくさんあって読めないよ…
今回は、このような疑問を持つ方でも、会社四季報の数字が持つ意味を理解してすらすら読めるようになるための記事です。
会社四季報とは
会社四季報とは、上場企業の業務内容、概況、業績、財政状態、株主をまとめた本です。年4回3月、6月、9月、12月にそれぞれ発売されます。
会社四季報は当期および来期の将来2期分の業績予想が掲載されており、これらの情報から優良銘柄を探していきます。
業績の伸びをチェック
チャートをチェック
財務状況をチェック
外国人・投資信託の持ち株比率をチェック
株主関連データの中で、外国人持ち株比率、投信持ち株比率もチェックします。この2つの比率が高いほど外国人や投資信託から優良企業と評価されています。比率が高い場合はその株を買いたい外国人や投資信託はすでに買ってしまっている可能性があります。そこで、持ち株比率が増加傾向にあるものの比率自体がまだ数%という場合は、株価がこれから大きく上昇する可能性が高いです。逆に、減少傾向にあるものは、下落圧力が高まると予想します。
前号と比較
前号の数値と比較することで、業績の上方修正や下方修正など何か変化が起きていないかをチェックします。
会社四季報の各銘柄のページの欄外に前号と比べて業績予想がどう変化した記載があります。その記号については以下にまとめます。
- ➡️前号並み…営業利益の増減が前号と比べて5%未満
- ⬆️前号比増額…営業利益が前号と比べて5%以上30%未満増額、または0から黒字へ
- ⬆️⬆️大幅増額…営業利益が前号と比べて30%以上増額
- ⬇️前号比減額…営業利益が前号と比べて5%以上30%未満減額、または0から赤字へ
- ⬇️⬇️大幅減額…営業利益が前号と比べて30%以上減額
僕の場合は以下のようにエクセルにまとめています。
変化のあったとこは色分けしたり、どんなことが前号から起きたのか記載しています。毎号書いていくと四季報にも記載されなくなった過去の業績も一目でわかるようになります。
会社四季報は人それぞれ読み方、使い方がありますので、自分にあった手法を確立するのがいいと思います。
最後に四季報の読み方の参考になる書籍を紹介します。いろいろな考え方がありますので、たくさん知識を吸収してもらえたらと思います。
また、投資初心者、これから投資を始める方におすすめな本3冊について解説しています。
こちらの記事では、ファンダメンタル分析を勉強する際に役立つ本3冊を選びました。
【投資の勉強】シリーズとして相場サイクルについても解説した記事です。
公開:2020年12月23日
更新:2021年1月5日
続きを読む【投資の勉強】相場サイクルの見分け方
相場サイクルってなに?どう考えるの?
今回は、このような疑問を持つ方のために、相場サイクルについて説明していきす。
投資を行うにあたり、通常の景気循環がどれくらい時間をかけ、どのような過程を経るか知る必要があります。特に、最近の景気サイクルに注目すべきです。これまでのサイクルが3〜4年だとしても、将来にわたり同じ期間のサイクルが続くということはありません。
そこで、今回は基本的な以下の4つの相場について勉強していきます。
- 金融相場
- 業績相場
- 逆金融相場
- 逆業績相場
金融相場
業績相場
逆金融相場
逆業績相場
最後に
こちらの記事では、投資初心者やこれから投資を始める方におすすめな本3冊について解説しています。
こちらの記事では、ファンダメンタル分析を勉強する際に役立つ本3冊を選びました。
こちらの記事は、【投資の勉強】シリーズとして四季報の読み方について解説しています。
公開:2020年12月18日
更新:2021年1月5日
続きを読む【初心者にもわかる企業分析】6656 インスペック、RD3000はどこに??
RD3000は売れてるの?受注はどうなってるの?
コロナ禍の影響を受け業績が悪化した6656 インスペック。現在公開されている情報から、RD3000のことも含めて分析します。
インスペックとはどんな企業?
主要3分野の製品戦略
ロールtoロール型検査装置(FPC分野、COF分野)
モバイル機器、ウェアブラル機器などで高成長、ロールtoロール高精度パターン検査で差別化、TABテープ時代からのノウハウの蓄積
インライン検査装置
IoT拡大でマイクロデバイスが急増、製品の高度化によりインライン検査のニーズが拡大、ロールtoロールの連続検査技術によりインライン検査が可能
精密基板検査装置
クラウドサーバーの拡大で高性能CPUが増加、AIのディープラーニング用デバイスが急拡大、最先端のファインパターン検査(AOI)に唯一対応
成長戦略
5Gのインパクトは生活の基盤として数十億人にイノベーションをもたらす。
中期戦略
FPCおよびCOF向けロールtoロール型検査装置、ロールtoロールインライン検査システム、精密半導体PKG基板検査システム
中長期戦略
ロールtoロール型シームレスレーザー直描露光機、あらゆる検査ニーズに対応する新検査システム
RD3000を世界初って推してたのに中期ではなく、中長期戦略ですか。すぐに利益につなげるのは難しいってことなのか。
RD3000について
自動車のワイヤーハーネスはFPCへ
自動車のCASE(Connected Autonomous Shared Electric)への取り組みは、加速度的に進歩を続けており、自動車メーカー各社は、自動車の内部配線(ワイヤーハーネス)の急速な増加に伴い高品質で軽量なFPCの採用に取り組んでいる。
この中で、ワイヤーハーネスは乗用車でも長さ6m超の配線が必要と言われており、長尺のFPCをシームレスに露光が可能な機械へのニーズが高まっている。
テスラ社の検討
ワイヤーハーネスの総延長はモデルSが3000m、モデル3が1500mあるが、FPC化することで100mとなり大幅な軽量化、品質向上、コストダウンが見込めると報告がある。
決算報告書にテスラの名前が出てくるのは関係があるのかな?
RD3000
自動車向け長尺FPC用ロールtoロール型シームレスレーザー直描露光機RD3000を2019年12月に発表してます。連続露光可能なロールtoロール型シームレスレーザー直描露光機(R-LDI)の基本機能の開発が完了したことにより、新たな事業として取り組んでいます。2020年2月から受注を開始し、2021年期に出荷を開始する予定とあるが、未だに受注情報はありません。2020年12月にRD3000量産モデルを発表しています。この新型と工場増設から将来的なニーズがあると考えられるのかもしれません。
「NEDO戦略的エネルギー技術革新プログラム」の採択
インスペックが採択を受けた「自動車向け省エネルギー効果を産むワイヤーハーネス代替部品の軽量化技術」の開発はRD3000を大幅に進化させ、2023年の上市を目指す。EV、HEV、PHEV、FCVなど今後急速に普及すると予想される自動車の軽量化および人による手作業生産から自動生産へのシフトにより省エネルギーに貢献する。
市場予測
自動車向けワイヤーハーネス市場において世界市場規模では5兆7千億円、日本規模では7200億円にもなります。ワイヤーハーネス10%がFPC化すると5700億円、必要な露光機は数百台以上にもなるとのことです。
テクニカル・ファンダメンタル分析
ここまでみてきてインスペックはRD3000が世界初の技術商品で2021年期に出荷予定とあるが2Qを過ぎても受注情報はありません。2023年にはさらに新型を出すのが目標みたいです。大丈夫なのか?と不安が積み重なっていきます。ここでは、他にわかることがないかみていきます。
①売上および利益が成長している
四季報より2020年4月期はコロナの影響もあり、落ち込んではいますが、来期から回復が見込まれています。特に2022年4月期ではEPSが2倍近くまで上昇しています。利益率の高いものを売らなければこの上昇はできないと考えられます。また、2020年4月から配当を出すようになっていますので、継続的な利益が見込まれています。これらのことから、RD3000の受注が示唆されます。そして、2022年4月期の業績から受注が反映されるのであれば、インスペックのRD3000が中長期戦略の1つという考えにも当てはまると思います。
次に、決算資料をみていきます。
ご覧の通り、前年同期と比較すると壊滅的な決算です。決算資料からは、海外案件において現地での受け入れ態勢が整っていないことなどによる納入遅延が発生とあり、これは3Qでも起こりうると考えられます。さらに、緊急事態宣言解除後、停滞していた中国企業向けの商談が再開するなど受注活動が持ち直してきているとあるが、海外渡航がしにくい現在まだまだ厳しいと考えられます。
2021年4月期の業績の進捗率を計算していきます。(×100は省略)
- 売上高:956÷2400=39.8%
- 営業利益:56÷170=32.9%
- 経常利益:42÷130=32.3%
- 当期純利益:34÷100=34%
- EPS:9.12÷26.51=34.4%
進捗率をみて壊滅的にも関わらず、下方修正が出されませんでした。これは、RD3000の受注の自信があるということなのか、年内に改めて下方修正のIRを出すのかはわからない状況です。四季報の数値や海外情勢を鑑みると下方修正のリスクは大きいと思います。
また、以前紹介した3449 テクノフレックスも工期遅延や納入遅延により進捗率は低くても最初は業績修正しませんでしたが、後に下方修正を行いましたので、同様にインスペックも行う可能性は考えられます。
②時価総額
インスペックの時価総額は90億2000万円(2020年12月10日)で小型に分類されます。
③配当を出している
2020年4月期から出しており、配当利回りは0.11%です。
④上場年
2006年6月にマザーズに上場。
⑤材料株か?
RD3000はインスペック固有で世界初の技術です。CAN-SLIMでは、驚くような新製品を市場に売り出すことが、企業の成功、ひいては株価の上昇に繋がるとしています。過去の例で言えば、マイクロソフト、グーグル、アップルがあげられます。
CAN-SLIMにつきましては、こちらの書籍で詳しく説明してあります。
⑥チャートパターン
2020年はじめにRD3000受注思惑で急騰し、その後は受注もなくコロナショックにより暴落しました。そして、アナリストに取り上げられるたびに上昇するが、受注ないため下落しました。思惑だけでは上がるのにはもう限界があります。受注なければこのまま下落でしょう。最悪の展開はM&AされてRD3000があまり売れもせずに、その技術が他の会社に吸い取られてしまうことだと考えられます。
⑦注目度
アナリストに何度も取り上げられるだけあり、注目度はそれなりにあります。ただ、取り上げられる度に楽観的な書き込みが増え、最後は受注なく悲観的な書き込みが増えるの繰り返しが続いています。
⑧時価総額と企業本来の価格に解離がある銘柄
インスペックは現在PER約90倍と高い値にあります。しかし、受注思惑で株価6000円、受注ないため下値を探るような展開になっています。受注の有無で適正株価は上にも下にも評価できてしまう微妙な状態にあります。
続いて、貸借対照表をみていきます。
貸借対照表から上記のような図が描けます。左側は流動資産、固定資産とその他を記載し、右側は純資産と負債を記載しています。
借入金と現金がほぼ同じです。これは、今の事業を回していくのに約10億円が必要ではないのかと推察できます。RD3000が受注なしでこの状態です。RD3000(1台5000~6000万円)を量産するのであれば、もっと多くの現金が必要になるのではないかと想定されるため、現状すぐには受注、生産となるのは難しいかと考えられます。
資産合計は約36億円、時価総額は約90億円かなり割高に評価されてしまっています。今後は、資産が増えてこの差が埋まるのか、時価総額が減ってしまうのか注目ポイントです。
*追記 2020年12月25日 IR発表
インスペックはシンジケートローン契約締結を発表しました。こちらはRD3000受注増加に伴う運転資金に直結するとあります。さらに、下方修正の発表もなく、量産型の発表および1月のネプコンジャパンに出展されるため、いよいよ受注・生産がみえてきたという印象を受けます。コミットメント期間は1年あり2021年がインスペックにとってよい年になればと思います。
⑨PSRによる評価
インスペックの時価総額は2020年12月20日では9,020百万円、2021年4月期の予想(下方修正なければ)は売上高は2,400百万円であるので、PSRは以下のようになります。
- PSR:9,020÷2,400=3.75
よって、PSRに関しては2019年の市場平均が1.1だったため、平均よりは割高と言えます。下方修正あればもっと高くなります。
⑩社長が大事
会社のホームページでは今年、新しく更新されました。社長も動画説明やメッセージでしっかりとアピールされています。
最後に
ここまでいろいろみてきましたが、RD3000は2021年4月期に出荷を目指すと会社は掲げていますが、実際は海外のコロナ情勢も鑑みるとかなり厳しそうで、四季報でみたように2022年4月期に出荷をされるのではないかと示唆されます。
ただし、長尺のFPCの需要に関しては厳しいのではないかと思います。なぜなら、FPCはなくても現在、電気自動車や燃料電池車は販売されています。今すぐ絶対に必要というものではないのかもしれません。
また、ホームページや報告書類では「インスペックは○○という企業です。」という文言がありません。ユーザーや投資家が初めてインスペックのホームページをみてもなんの会社かわかりにくい感じがします。知っている人がみないと少しわかりにくいと思いました。さらに、財務関係のグラフが二次元や三次元が混ざってあり、ここもみにくいので二次元に統一した方がいいかと思いました。報告書では「当社は(R-LDI)の開発…」とあり()は不要で読みにくくなってしまっています。
細かいとこですが修正をして、RD3000の受注獲得をすれば株価もすごいことになるでしょう。
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投資初心者、これから投資を始める方におすすめな本3冊について解説しています。
ファンダメンタル分析を勉強する際に役立つ本3冊を選びました。
途中紹介しましたCAN-SLIMという成長株発掘法については、こちらの書籍で詳しく解説してあります。価格は他の書籍と比較すると高いですが、内容も充実しています。
公開:2020年12月11日
更新:2021年1月5日
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